仕 上 編

 住宅内部の仕上げ方は、それぞれの工務店、設計者、建主様の好みや考え方で大きく違ってきますが、ここではムク・ハウスのこだわりの仕上について説明致します。



居室の仕上

居室の壁を無垢の板材で仕上げる。

 この最大の目的は、湿気対策に有ります。木の最も優れている特長の一つに自動的に湿度調節を行い、一定に湿度を保とうとする作用が有ります。つまり、木は湿度が高いとき吸湿し、湿度が低いときは放湿するのです。また、居室での結露は多くの場合床と壁との入り隅(サッシ、ガラスを除く)から発生するため、木の腰壁にすることも有効です。 又、壁を珪藻土などで仕上るのも効果的と考えます。
 自然素材には調湿能力がある上に、マイナスイオンの発生、紫外線の吸収にも役立ち住む人の健康に寄与します。


ムク・ハウス居室標準仕様
  • 床     パラオーク(無垢材)
  • 腰  壁  サワラ(無垢材) 及は、 杉(無垢材)
  • 腰上壁  クロス 
  • 天  井  吸音板 又は、 無垢板


トイレの仕上

  トイレの腰壁を無垢の板材で仕上げる。

 トイレは、湿度が高い個所の一つですので、ここに無垢材を使用し自然の調湿作用により結露を防ぎます。又、意外にトイレの壁は汚れているものです。特に腰から下の壁が汚れます。そんな時無垢材ならば簡単にお掃除ができます。

ムク・ハウストイレ標準仕様
  • 床     パラオーク(無垢材)
  • 腰  壁  サワラ(無垢材) 及 杉(無垢材)
  • 腰上壁  クロス 
  • 天  井  クロス


洗面所、脱衣所の仕上

洗面所の壁、天井、床を無垢の板材で仕上げる。

 洗面所や脱衣所は、浴室に次いで最も湿度が高い状態にあり、結露が発生しやす所なので、木の湿度調整機能を最大限に生かすために壁と天井を無垢の板で仕上げています。また、床については耐水性に富んだ板材として無垢のチ−クを使用しています。チ−クは、昔は船のデッキ(甲板)に使用されたほど耐水性に優れ、非常に信頼できる材料です。

ムク・ハウス洗面所標準仕様
  • 床     チーク(無垢材)
  • 壁     サワラ(無垢材)
  • 天  井  サワラ(無垢材)


浴室の仕上

浴室は、腰壁を外装タイルで、腰上の壁、天井を青森ヒバの無垢板を使用する。

 浴室は、一般的にはユニットバスが主流となって来ましたが、浴室内の結露でお悩みの方も多いと思います。浴室は、家の中で最も湿度の高い場所でこれをいかに快適にするかを考え、作ったお風呂です。浴室の水掛かりの部分(洗い場、洗い場から60cmの壁)に、外装タイル(厚さ10mm)を使用します。腰上の壁、天井を青森ヒバの無垢板を使用します。


ムク・ハウス浴室標準仕様
  • 床     外装タイル
  • 腰  壁  外装タイル
  • 腰上壁  青森ヒバ(無垢材) 
  • 天  井  青森ヒバ(無垢材)

青森ヒバの特徴

 青森ヒバという木は非常に優れた性能を持った木で、水に強く抗菌力が非常に大きい(腐りにくい)木材で浴室に使用するのに最も適していると考えます。また、日本三大美林の一つにも上げられるほど美しい木でもあります。青森ヒバの抗菌力は、色々な所に採用され、台所で使用するまな板や抽出したエキスを染み込ませた乳児用肌着などがあるほどです。つまり、青森ヒバを使うことにより浴室のカビの発生を防ぎ、無垢材の特長である調湿作用により結露を防ぐことが出来るのです。また、青森ヒバは非常に香りが良く、入浴しながら森林浴を楽しむことも出来ます。ここで、一番心配になるのがどんなに水に強い木であっても腐ったり、カビたりする危険があると言うことです。入浴の時に発生した水蒸気は、木に含まれているためそのままにしておけば必ずカビたり腐ったりします。そのため浴室の窓を開け日中に浴室をできるだけ乾燥させる必要があります。これさえ守れれば、木を貼った浴室を恐れることはありません


押入の仕上

  • 仕様1 : 壁・床をベニヤ、中棚を杉すのこ、天井を有孔ベニヤ(穴開き)
              洋間のクローゼット標準仕様
  • 仕様2 : 壁・床を桐の無垢板(集成材)、中棚を杉のすのこ、天井を有孔ベニア。
             
    (和室の押入標準仕様
押入のすのこ 押入の天井 桐の押入
 押入は、湿気がこもりやすい場所で布団にカビがはえてしまった経験をされた方も多いと思います。そこで押入内の通気をいかに良くするかを考え、第一に中棚をすのこにし、第二に天井に有孔ベニヤ(穴開き)を採用しました。また、理想的な押入を考え壁に桐の無垢板(集成材)を採用することにより、防虫効果、防湿効果が高い押入を作ることができます。つまり、押入が桐ダンスになっているのです。